先日、堂本印象美術館に行きました。
なんども通っている道なのに、中へ入るのは初めてでした。

堂本印象という人は、京都の人で日本画、油彩画、陶芸、彫刻、染織、茶道具、描く内容も風景画、風俗画、歴史画　宗教画　抽象画と目まぐるしく変化し続け、とても一人の作家の作品とは思えないものばかりで、しかもどれもすばらしい作品でした。

優れたクリエーターは、体の中にとても豊富で質の高い塊のようなものがあるように感じます。そしてそれは弱まることなく次々と増殖していくように増えていき、表現しなくてはいられないような状態になるのでしょう。

堂本印象の人並み外れた質と量に心地よく打ちのめされて帰ってきました。