ハサミ
いつも何気なく使っているハサミがあります。
いつ、購入したのかもわからず、それほど丁寧にも扱ってなかったので、サビがでてきたり、開け閉めが固くなったりしています。
それを、綺麗に拭いて出来るだけサビも落として、オイルを差してみたりすると、なんか愛おしくなってきて、これからはもっと大切にしようと思ったりします。
私のまわりにあるものは、いつ買ったのかわからないものばかりで、高価なものはひとつもありませんが、全部必要なものばかりです。
沢山ものはいりませんが、今あるものは丁寧に長く使い続けることが、気持ちよく暮らすことかもしれません。
時々はそんな気持ちになることがあり、「心豊か」とはこういうことなのかとハッとハサミひとつに思い知らされたりします。