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ロゴノココロエ

エレキギターを作ろうとした話

2017.05.29 :


 中学生の頃、確か授業中だったと思います。なぜか、いきなり「エレキギター」が自分でも作れるのではないかとふと思いつきました。当時、授業中は私にはめくるめく妄想の時間であり、色々なことを考えては、至福の時間を過ごしておりました。(現在でも似たようなものですが)

 エレキギターが作れる何の根拠もありません。何の知識や、技術もありません。しかしそんなことは大きな問題ではなく、とにかくエレキギターが作りたくて作りたくてしょうがなく、大急ぎで家に帰ると、さっそく作業に取りかかりました。

 まず、家中を探してみるとちょうど分厚い板が物置にあったので、勝手に引っ張り出して、それに適当にエレキギターのカタチを鉛筆で引いて、ラインにそってノコギリでギコギコ切り始めました。しかし思った以上に中学生の力ではなかなかうまく切れません。

 その日はヘトヘトになって、できるところまでノコギリで切り続けましたが、それでも母親が、「ご飯」など「お風呂」など言って来るので、適当なところで諦めました。

 その後、何日かかけて、なんとかカタチに切り抜きました。今から思えばとても変なのですが、ネックも弦を巻くヘッドも1枚板で切り抜いてあります。そんなギターは見たことがありません。どういうわけか、そこらあたりの細かいところはなんとかなるように思ってしまうのです。

 そしていよいよ弦を張る段階です。かまぼこ板を細く切ってブリッジという弦を取り付けるパーツを釘で取り付けました。(ギターに釘を打つなどありえない。かまぼこ板を使うことも)そこに6つの穴を等間隔にキリで開けてとりあえずフォークギターの弦を通してみました。(当時フォークギターは買ってもらっていて、少し弾ける状態でした)

 弦は6本ブリッジから出ていますが、それを引っ張るヘッドにつける弦巻がありません。まあそこらへんも超アバウトで時間をかければなんとかアイデアが出てくるだろうと、そこは後回しにすることにしました。(当然、音を電気的に拾うピックアップのことなど何も考えていません。)

 まだ(まだというか)塗装も何もしていない普通の板をギター型にくり抜いて、変なかまぼこ板が貼り付けてあるだけの状態です。そしてその頃、ようやく大切なことに気が付き始めました。
 
「出来るわけがない」

 そうです。そしてその時点で、かなりギターづくりに飽き始めてもいました。何週間もとりつかれたように学校から帰ってくると急いで制作に取り掛かっていたのですが、出来るわけがないことにやっと気が付き(実はうっすらわかっていたのですが、それよりも作りたいエネルギーが強すぎて)そのあと急に熱がさめ、その中途半端なギターのようなカタチをした板キレは(結構おおきい)私の部屋の中に長い間どうしていいのかわからないまま、放置されていました。

友達が遊びに来た時に、そのままにしていて、「何じゃこれは」と言うことになり大慌てで言い訳を考えたこともありました。その後母親に、「あんた、何なんこれ!」と言われて「ついに来たか」とぼんやり処分したことがあります。

 人は、特に中学生男子は大きな「勘違い」をしてしまいます。57歳になった現在でもかっこよく言えばトライアンドエラーの毎日ですが、分りやすくいえば「アホ」なのです。次回はスチールドラム(ジャマイカで演奏されるドラム缶を切ったような楽器)を作り始めたはお話をします。けっこう大人になってからのお話です。

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