作品の寿命
昔は沢田研二が新曲を出すと、確か2~3ケ月ほど同じ曲を何度もテレビで歌っていました。聞いてる私たちもそれほど飽きもせず毎回ワクワクして見ていたものです。吉田拓郎がアルバムをリリースすると、1年くらい毎日毎日同じレコードを聞いていました。
どうして今は、作品の鮮度が短いのでしょうか?すぐに飽きてしまうのでしょうか?クオリティは確実に上がっているように思います。考えられないような素晴らしいPVも見られます。
人が一生をかけて創ったような作品も、来週になったらブームが去って、新しい物に入れ替わっているような時代です。本当に良くない文化の衰退が始まっているのではないでしょうか?
作る側も、受け取る側も、もっともっと丁寧に感じ、暮らしていかなければいけないように思います。