「小器早熟型」そんな言葉は実際にはないと思いますが、「大器晩成型」の反対の意味です。つまり小さな器だけれども早くに出来上がってしまうスケールの小さい人間のタイプを指す意味です。世の中広いのですからこういうタイプがいても何の不思議はないはずです。
思えば私の最も良かった頃は中学３年生の頃だったと思います。今よりも頭はスッキリしていて、いろんなことがスムーズにできました。今では信じられませんがスポーツも市の陸上大会ではいつも上位に入りました。
その後、私はゆるやかな下降線をたどり挫折を繰り返し現在に至り、二度と中学三年生の頃のような輝きを取り戻すことはありませんでした。
それは人から見れば、どうもわたし自身の怠慢であるかのように映ったようです。また親からも何度も指摘を受けました。しかし最近やっと気がつきました　これは私の怠慢などではなかったこと、いつだって一生懸命やってきたこと、そしてわたしがまさにその「小器早熟型」だったからだとハッキリわかってきました。
仕方がないことだったのです。かわいそうと同情されてもいいような話で、人から怠慢だと避難されるのはどうも納得がいきません。

えらそーに言うことではありませんが。