ロゴデザイン工房 ロゴ太郎

HOME
お店のロゴ、企業のロゴ、イベントのロゴ、なんでもご相談下さい。
お電話からのお問い合わせ0773-44-1362

ロゴノココロエ

ロゴの類似性

2017.09.06 :


 制作者である私が、「ロゴが似てしまうこと」を肯定することは良くないと思います。

 もちろん、私は自身、ロゴ制作の現場では、どんな時も世の中に唯一無二な物を創る覚悟で仕事に臨みます。

 幸いなことに、今までにそのようなクレームは一度もありませんが、結果的にどこか似ているロゴを作ってしまう事は、これから先この仕事を続けていく上で、無いとは言い切れないと思います。

 ロゴを制作する時、私の場合モチーフを決めて制作に入ったり、またそのフォルム自体から入ったり、時にはもっと抽象的な言葉の意味から入ったりと、そのアプローチは様々です。

 しかし、全く独自のアプローチで、ひとつのロゴにたどり着いたとしても、何かのロゴに似ている場合はきっとあるはずです。

 クオリティの高いロゴとは、余分なものを削ぎ落とし、その本質を突き詰めてたどり着くわけですから、そのフォルムは限りなくシンプルになり、シンプルが故に結果的に他に制作されたものと似てしまうリスクも大きいのです。

 東京オリンピックのエンブレムの事件が、日本中に駆け巡りました。デザイナーとしては本当に心を痛める悲しい出来事でした。私には真意はわかりませんが、結果的に似てしまうということはあると思います。作った本人は、アプローチが全く違っていたとすれば、似ていると言われても、理解できないかもしれません。仕事のスケールは大きく違いますが、私にもあのように多くの人を敵に回し、信頼を失ってしまうという状況が訪れたとしても、全く不思議ではありません。

 これだけ、デザインが飽和状態になってきた現代。これからも似たような事件は起きないほうが不思議です。また、若い優秀なデザイナーが、大きな仕事をする時、そんな事にビクついて、自由な発想に制限がかかってしまうのは、とても残念です。

 創作物で完全にオリジナルなものは、この世の中には無いと思います。シェアすることとか、許し合う事とか、また、何に対価を支払うのか、もう少し別の視点で、著作権やオリジナリティを考える時代が来ているのではないでしょうか?

お問い合わせ・ご注文

お問い合わせ下さい

ロゴづくりについて、なんでもお気軽にお問い合わせください!